植物愛好家のために作られた一点物の植木鉢 | ハチラボ

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2024/07/08 12:22

写真「刻ム音」


沼野 秀章さんは茨城県笠間市の山間に陶房があり、アガベやサボテン、塊根植物をご自身で育てており、その経験からサークリング対策を施したスリット鉢を作陶されています。植物の事を考えた植木鉢を⁡意識して作陶されています。



前回の「黒に白」ポットに続き、「 black_wrap 」と「刻ム音」の発売をいたします。

「 black_wrap 」は、独特のしのぎ模様、釉薬の輝き、漆黒のマットな質感が特徴的な作品です。

「刻ム音」は沼野さんご自身が作陶時に好きな音楽を聴いていることから名づけられた作品です。

音楽の音色をビートを刻むように色を置き、躍動感を現した作品となっております。



写真「刻ム音」


↑ photo:沼野秀章


最近の沼野さんは、7月末に行われる秋田の展示会で
植物を植え込んだ鉢を展示されるそうで、
ハビタットスタイルを研究されているそうです。

多肉植物に限らず植物の自生地のことを英語で「habitat」と言います。
ハビタットスタイルは、そんな自生地での姿、環境、育ち方をできるだけ鉢の中で再現しようというスタイリングのことです。

土や石の選び方、植え方のテクニックで砂漠やサバンナの風景を鉢のなかにリアルに再現し、植物をワイルドに楽しむことができます。



↑ photo:沼野秀章


沼野さんもハビタットスタイルについて調べ始めたら、
自生地の様子が気になって、段々と興味の幅が広がり、植物沼にはまられてきたというお話でした。

塊根植物をいくつか寄せ植えされている方もいらして、
塊根植物の楽しみ方が広がっていきますね。

7月末に沼野さんの個展が秋田県で開催されます。
ご興味ある方は沼野さんのインスタグラムのチェックをお忘れずに。


明日7/9(火)20時より、沼野秀章さんの「 black_wrap 」「刻ム音」の鉢を発売いたします。
よろしくお願いいたします。